MERIDA BIG.7.limited 　初のＭＴＢ納車になります。

近年のＭＴＢは、ハンドル幅が広く

BIG.7.Limitedのようなクロスカントリーレーサーバイクでも標準で720mmというハンドルバーが付いていますが、

日本の道路交通法的にはハンドルバーは

600mmまでとされているので両端60mmはカットさせて頂きました。

山で遊ぶ時は、MTBは幅広ハンドルで扱うようなジオメトリで設計されているのですが、街中で何かよくない事が起こってしまった時に、ツッコミどころにされない為の対応です。

オーナー様がいつか

「せっかくのMTBだからオフロードを走ってみたい」

と思った時は、その時だけ適当な幅のハンドルをつければいいとおもいます。

ハンドルが短くなったためシフトワイヤー・アウターの長さをつめました。

本来ならディスクブレーキのホースも適当な長さにしたいところですが、

それをするには新しくオリーブと言われる

ホースをレバーブラケットの連結させる部品とオイルの交換、エア抜き作業が必要になりますので、若干長めのホースになりますが、とりあえずはこれでいってもらうことになりました。

オフロード用に長いハンドルを付ける場合も考えればこの長さを残す事もアリかもしれません（手抜きした訳じゃないよ！）。

連結を一旦外したので再調整です。

誉自転車は完成車の販売jは必ず連結は一旦外し調整し直します、でも今回の

BIG.7.Limitedは外すのもったいない位の精度で調整されてました、MERIDAの完成車はさすがだと毎回感心します。

現代MTBの標準といっていい

フロントシングルのナローワイドチェーンリング32T×リヤ11T~50Tの11速ワイドコグカセットです。

山での使い勝手もよく、従来よりも確実に乗車率が上がります。

何よりシンプルなのがいいです。

最新のBoost規格採用のフレームですので箱から出した時にリヤエンドの広さに違和感を感じた位です。

左右フランジもそのぶん広く、

フレームリヤエンド部だけでなく、ホイールその物の横剛性もあがっているはずです。

12月に八幡浜で行われた試乗会で

このBig.7.Limitedにのったとき

「すごくよく進むな」と感じたのは

この辺の効果があるのかもと思います。

さて、最新ＭＴＢの後はこちら

初代デオ－レＸＴディスクブレーキのエア抜き作業です。

これは確か2000年モデルで発売されたと思います。

私も2002年にINTENSE M1をオーダーで組んだ時に使用した記憶があります。

こういった古いＭＴＢそのパーツの修理が多いのがうちの特徴ですね。