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訳ありMTB納車整備

この業界には売る側にも、また買う側にもいろんな事情がからみ、時々本来のあるべき形とは違った流通で流れた商品があるみたいですが、今回はそんな感じの自転車の納車整備でした。(ちゃんとした正規品です、並行輸入品ではありません)

箱から出した7分組の状態から、お客さんの持ち込んだパーツを付けつつ、とりあえずの形までつくらせてもらいました。

持ち込んだお客さんは隣県の私の古くからのMTB仲間、自転車は某一流ブランドの最新29erエンデューロレーサー、はっきり言ってすごいです。香川では環境的にも、MTBに乗っている人の層的にもまず触る事がないようなフルサスMTBです。

ウチは当然このブランドのディーラーではありません、おねがいしてもまず相手にもされません、でもどういう訳かこのブランドの自転車には縁がありますね、それだけたくさん売れてるんでしょうね、実際このブランドがいいって人たくさんいます。

組んでいても、さすがだと感じる作りの良さに、選んでよかったとオーナーになった人に思わせるようなさりげない付属品や演出さらにはコスパの良さに感心させられます。

しかしこの納車というのは、幾つになってもテンションあがりますよね。

上の写真のように、50近いオッサン2人が自転車が形になってくるにつれて落ち着きが無くなってくるのがおもしろかったです。

最新の29erフルサス、寝たヘッドアングルに比較的短めのリヤセンター、長いホイールベース。大手メーカーもこんなバイクを生産する時代のようです。

しかし29erのLサイズはデカかった。重戦車といえるボリュームに反しあの軽量さ、多分下りも一昔前のダウンヒルバイクよりも早く下れると思います。

こんなのを触っているとまたフルサスMTBに乗りたくなってきました、しばらくは無理だと思いますが・・・MERIDA ONE-FORTY 800が欲しくてたまらんのです。

取扱いの無いメーカーの自転車を褒めちゃいましたが、ウチの扱ってるMERIDAだって作りの良さでは負けませんよ。