先日行われた[スポレクさぬきMTB峰山大会]
わたしは店の試乗車のグラベルツアラーMERIDA SILEX 6000で出場しました。
自分の出番が終わったらすぐに帰ってしまったんで知りませんでしたが、
どうやら1位だったようです。
では、私のチームは速かったんか?
違います(キッパリ!)
正式に出場したのがどうやら我々1チームのみだったようです(笑)。
まぁ、そんなもんだよ香川のMTBレースなんて、
でもね、私は充分楽しませてもらったし、開いてくれる人がいるのはありがたい事ですよ。
実際開催する苦労はやってる人しかわからんでしょうしね。
来年は出場チーム増えるといいなって思います。
さて、当店試乗車(私情車)SILEX 6000ですが、今までは輸送されてきた箱から出した
状態から、リヤディレイラーをほんの少し調整しただけで乗ってました。
試乗車ですのでストック状態からパーツを替えてしまっては良くないのでは、と考えていたからです。
ですが、試乗車として店にやって来てから私自身が様々なシチュエーションで実際に乗ってテストした結果、このバイクを調子よく乗る為の塩梅がわかってきたので、不満が出たところを調整し直し、ギヤ比を一番いいと思える所に変更しました。
SILEX6000はSRAMのAPEX1×11ドライブトレインが採用されています。
フロントは44Tのナローワイドのチェーンリングが付いていますけど、コレ大きすぎると思いました。
特にそう感じたのはオフロード登りでの使用時です。
フロント44T×リヤ11-42でも確かに普通のロードバイクよりギヤ比を全体的に下げてますけど
私のような、鍛えていない普通の体力の人には、フロントを42Tor40Tにした方がいいとおもいます、必死になってスピード出すような自転車ではありませんから。
今回はフロントを40Tのナローワイドに変更しました、ちなみに使ったチェーンリングはSRAM純正品ではありません。
MERIDAの完成車は品質も良くて箱から出したとこから、調整して店に並べるのにかかる手間が少ないのがいい所なんですが。
唯一毎回悪いのがロードバイク系のハンドル周り。
上の写真のように、バーテープの巻き方、ホースやワイヤー類の取り回しや長さが非常にお粗末。
頼むから巻いてこずにこっちでやらせてよ!って思います、毎回です。
特に油圧ディスクでフレームインナースルーだとこれが一段と厄介ですね。
更にこのSILEX6000みたいに採用しているシステムが、シマノではなくスラムだとコネクティング部品に関する情報があまり出回っていないので、うかつにオイルラインを切るのは怖い所です。
これが今までよくないと思いながらも、ストック状態に置いていた理由だったりします。
今回は
左(後)のディスクブレーキホースの取り回し方変更と長さ調整、
シフトワイヤーの取り回しと長さ調整、
リヤディレイラーの再調整、
バーテープの巻きなおし、
をまとめてする事にしました。
試乗車ですので、今さらになりましたが、お客様が購入した自転車の場合は納車整備として全部したいところです。
バーテープを剥がし、左をブラケット外し、とり回しをアレやコレやと試し、これに変更
コネクティング部品はMTB用のSRAM/AVID用があったんでコレでいけるだろうと賭けてみる事に。
そして実際にキャリパー側の連結を外した所、ホースの先についていたのは違うやつ(確か旧式のコネクティング部品)、悩みながらもとりあえずホースを一旦カットし、持ってたコネクリングを取り付け、オイルを入れてみたら何とかいけました。
今も正常につかえてます。
せっかくなのでバーテープもカッコいい奴に。
GPのEVAのブラックカモカラーにしました。
以前お客様のカスタムに使用した時、私も気に入ってしまって、
いつか自分の自転車にも巻こうと、ずっと思ってました。
さらっ、とですが全体を見直して仕上げてみました。
本来ならパーツの変更は無しとして、ブレーキやシフト関係はここまで仕上げて試乗車にするべきなんだと思います。
フィーリングは格段によくなりました。
オールロードバイク、グラベルグラインダー、ツアラーバイクをお探しの方、
是非試乗して頂きたいと思います。
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