昨年の12月に一度だけ生産されたサーリー ミッドナイトスペシャルの限定カラー
”ペリーウィンクルスパークル”
写真は誉自転車が確保した 40サイズ
サーリーには小柄な方用にこんなサイズもあるんです。
コレをベースにフルオーダーでサーリーらしい650Bの太めのタイヤをはいたグラベル系ロードバイクを製作させていただきました。
H様ありがとうございました。
コンポーネントはシマノGRXのRX800系とRX600系のミックス。
フロンとはダブル、山に行くならこっちがいいかも(日本の山は急坂多いですから)
パダルはシマノのPD-EH500
今回はお客様持ち込みですが、誉自転車でも最近グラベル系バイクにはお勧めしてるペダルです。
ハンドルステムはEASTON。
選んだハンドル”EA50 AX”のハンドル幅は420mm
ロードレーサーなら大柄な人が付けるような幅ですが、基本グラベル系にその基準は当てはめない方がいいです。
実際に乗って楽しんでいるからわかる感覚というものがあります。
コラムパイプはあえて長めに残しました。
理由は「サーリーだから」です。
これで十分な説明ができていると思います。(わからない人はまだ頭固いです)
ヘッドはやはりクリスキング
サーリーの内径44mmのヘッドチューブには
inset8を選んだらすっきりします。(ベースプレートを別に用意する必要があります)
色はお客様がさし色にしたいと言っていた今では廃盤のマンゴー(艶ありのオレンジ)です。
最初、お客様はBBもキングにしたいとおっしゃっていましたが、予算の関係で断念。
ヘッドかBBならやっぱりヘッドを選びました。
青系カラーにオレンジは人気の組み合わせですね。
ホイールはシマノGRXシリーズの完組WH-570-TLの650B
値段とのバランスはレベル高いですね、ただラチェットのノッチ数が少ないのが唯一残念な所。
タイヤは定番”パナレーサー グラベルキング”
ブラウンサイドの38Cを選びました。(上の写真はまだ空気入れてないので本来の太さより細く見えてます)
誉自転車的にはもっと太いWTBのロードプラス相当の47Cや、そこよりは少し細い42Cの方がバイク的に雰囲気出ると思ったのですが、これまで普通のロードバイクに乗ってきたお客様ですので、いきなりその価値観まではいかなかったようです。
・チューブレスで使ってみたい
・シーラントは自分で用意する
という事になってましたのでタイヤは納車直前に空気入れました。
その時に大失態・・・
私の手際が悪く、お客様の用意したNOTUBEのシーラントの半分をオシャカにしてしまいました。
それならと、イギリス生まれのこのシーラントをテスト的に使用させていただきました。
ロード・シクロ・グラベル系用のShinタイプ(ファイバー無し)
マウンテンバイク用のマイクロファイバー含タイプ
の2種類があります。
先日営業電話があって、その説明に
「合成ラテックス含んでるのに洗い流せる?アンモニア含んでいない?アレルフリーでカーボンへの攻撃性なし?それ凄くよさそうだけど全部本当か?」と思いまして、無名ブランドなので多少の不安は感じましたが、お試しで店使用分と販売分で2本ずつ取ってみました。
Thinタイプを使用したのですが、NOTUBEの物より多少ぬるぬるした感じでした、
性能は・・・・パンクしてないのでわかりません(笑)
後からお客様と話した感じでは、密閉性は良好なようです。
H様、納車までの間、遠くから何度も足を運んでいただきありがとうございました。
今までなら避けていた道も、このバイクなら楽しんでもらえると思います。
さて、ミッドナイトスペシャルのペリーウィンクルスパークルは誉自転車ではあと1本、50サイズのフレーム・フォークセットを確保しています。
総代理店のモトクロスインターナショナルの方でも、大分在庫が無くなってきています。
完成車での販売もありますので、気になる方はお問い合わせください。
このカラーですが、パソコンやスマホの画面と実物の色がかなり違います。
実物はもう少し濃い色で、見ようによっては藤色が混じったような青なのです。
その点ご注意いただきたいと思います。
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