他店購入品のサーリーの修理

サーリーのディーラーって全国にたくさんあります。

ここ香川にだって当店ともう1店舗、過去には

通町のサイクルスコジマさんが長年取り扱っていました。

購入から長年乗り続ける方も多いので、

サーリーのディーラーをしていると他店販売品も良く持ち込まれます。

最近修理させていただきました2台を紹介します。

状態のよいロングホールトラッカーですが、

オーナー様は健康上の理由からしばらく乗ってなかったようです。

当店で少し前に販売した、ストラグラーの完成車のブログをご覧になったようで、

「アレと同じようにラックとバスケットを付けて欲しい」

というご依頼と、ついでに全体をチェックしてほしいというご依頼でした。

 

色々考えましたが、フロントラックもバスケットも結局同じものを用意しました。

どちらもブルーラグさんが別注でNITTOとWALDに作らせている物で

ラックは

NITTO* M-1B front rack (シルバー)

バスケットは

WALD137ハーフバスケット(シルバー)

それに荷物がぶっ飛んでいくのを防ぐためのXストラップを付けて

おきました。

この手のラックは大体長めのステーが付いてきます。

それを自転車に合わせて加工して付けるというのが大体になります。

フレームもフォークもそれぞれいろんなのがあるのが自転車ですので、しょうがないのです。

全体のチェックをしていて見つけたのがBBの反ドライブ側の部品のヒビ。

写真ではわかりませんが、わりと下の方まで伸びてしまってます。

安いBBなので樹脂の部品になってまして、経年劣化という事かと思います。

とりあえずこの部分が金属でできているシマノのBBと交換しておきました。

 

オーナー様お体の方もだいぶ治ったとのことで、また無理のない程度に乗って楽しんでもらえたらと思います。

続いてはTroll

26インチのMTB系ツアラーです。

随分古いシマノのディスクブレーキ、シフト系が付いてます。

2004年モデルで販売されたXT

油圧のディスクレーバーとスフとレバーが一体になったやつです。

 

これ昔私も発売されてすぐ買いました・・・そして後悔しました(笑)

 

たぶん当時コレ買った人の感想みんな同じじゃないでしょうか?

当然あっという間にラインナップから消えて

以後普通のラピッドファイヤタイプになってます。

 

キャリパーも懐かしい、コレ初代XT油圧ディスクブレーキです。

 

リヤディレーラーは2004年のXTR

ローノーマルなんですよコレって

久しぶりに触りましたよ、連結外したらロー側にチェーンがズレていくんで

一瞬?固まりました。

今回のご依頼は、ブレーキ&シフトを今の物にしたいという事でした。

なるべく安くしたい様子でしたので、

よく完成車のクロスバイクや、エントリーグレードのMTBに使用されている

シマノMT200系のディスクブレーキ部品を取り寄せて取り付けておきました。

完成車の補修用なんでしょうけど、レバーもキャリパーも異常な安さです。

 

シフトはシンプルにALVIOの3×9速のラピッドファイヤ―に交換です。

右(リヤシフト)はシフトアップとシフトダウンのレバーが通常とは逆になりますが、オーナーさんはそれに慣れていますので気にならないという事でした。

前回のブログやFBで書いているように、

少しの間、誉自転車では修理車両の受け入れを制限していますが、

あくまでパーツが揃うまで日数がかかる場合、その間の預かりをお断りしているだけですので、修理の依頼は変わらず受け付けております。

 

事前に連絡くだされば、ある程度の説明もできると思いますので、修理ご依頼の場合は一度連絡くださいますようお願いします。