当店でチューブレスレディー化の作業に使用している「IMEZI」のシーラントが入荷しました。
問屋さんの都合で12本も取ってしまったのですが、誉自転車のレベルではコレを自分の店の作業で使うとなると、向こう1年以上は次の仕入れは必要ない量です。
当然普通に売りますので、”自分でいじる派”の皆様もお試しあれ!
ボトル1本:500ml ¥2,500(税別)です。
前回の初入荷で実際使って思ったことは
液体のみの「Thin」はあまり必要なくて、
ロードだろうがMTBだろうが、マイクロファイバー入りの「IMEZI+」1種類でいいという事です。
今回全部 IMEZI+でお願いしました。
丁度、それらしい作業の依頼が集中してるので
早速2件かたずけました。
29erのMTB
タイヤサイズは29×2.4です。
これくらいだと、1本あたり120~130ml使用します。
マキシスの単品売りのタイヤは非常に品質がよく、一発でビードが上がりますし
リムとの隙間に漏れも発生しません、まぁマキシスに限らず、
MTBのチューブレスタイヤはサイドがしっかりしているし、ゴムも厚いので
ビードさえ上がれば、その後はロードより安定してる場合が殆どです。
ただ、今回くせものだったのがリムの継ぎ目。
完成車付属のホイールのリムなのですが、継ぎ目の密着が悪く
最初継ぎ目の境からシーラントの泡が少し漏れ出てましたが、
内気圧をギリギリまであげて様子見してたら1分ほどでシーラントと粒子が塞いでくれました。
こちらはコミューター系からグラベル系までの定番
”パナレーサー グラベルキング”
サイズは700×32C
今回1本あたり75ml使用しました。
タイヤは新品ではなく、先月お客様が四国1周に挑戦した際に使用したものなので
1000Kmは走っていることになります。
ビードが上がった直後は、かなり横からシーラントの泡が噴き出てました
少し心配だったのですが、4BAR約2時間放置で止まりました。
しかし、今回の作業で発覚したのですが、どうやら四国1周の途中でパンクしかかっていたという事、チューブレス化の際、空気圧をギリギリまで上げたら
「シューー」という音と一緒に上の写真の位置からシーラントの泡が噴き出ました。
おそらくどこかで異物を踏んで、タイヤは貫通したけどチューブ貫通までにはいたらなかったのでしょうね。
様子見とさせていただいたのですが、
ココも2時間後には止まっていました。
さて、以前にもブログで書いたこのIMEZIのシーラント
いろんな方に使ってもらっているのですが、その中で一つ注意しなければいけない事が分かってきました。
言うまでもなく他社のシーラントを使った後のタイヤやホイールで使うのはダメです。(水で洗い流せるタイプは使用OK)
特にNOTUBEのシーラントは、使用すると成分のラテックスラバーがタイヤやリムの内側に張り付くのですが、例え液体状で残ったシーラントを洗い流しても、
そのこびりついたラテックスラバーの上からIMEZIを使うと、
化学反応を起こして時間を置いて全部がペースト状に固まり、タイヤの中でコロコロ
転がる破片になってしまう事が分かりました。
液体でなくなっているので当然パンクを塞ぐ効果もありません。
経験上IMEZIのシーラントを使うなら、ラテックスラバーを含むシーラントを使った後のタイヤは使用しないことをお勧めします。
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