明日は天気が悪くなると聞いたので、今週の休日トレイルライドは土曜日(今朝)に行ってきました。
うれしいことに、そういう企画があるならMTBを始めたいという相談や、参加したいけどどうすればいい?という話がいくつかいただいています。
まぁ、今回はまだソロライドです。
ウチで始める人は初めてMTBで山を走ることになる人が多そうなので、
そういう人を連れて行っても大丈夫なトレイルを探してきました。
大抵トレイル探しは9割9分無駄足に終わるんですけど、今日のは奇跡的に目的通りの道がみつかりました、サスがなくても全然いける道でした。
土日、または祝日に一緒にマウンテンバイク乗ってみたい方は、ご連絡ください。
ただし、
・ウチの店で自転車を購入した方、または当店のヘビーユーザー。
(他店のお客様の自転車や行動にまで責任を持ちたくないのが正直な所です)
・トレイルまでは自力でいける方(車で自転車を運べる等)
・マウンテンバイクで山に入る時の暗黙の了解を理解している方、または理解する気持ちがある方。
以上に該当する方である事が望ましいです。
3番目に該当しない方はそもそも、誘いません、呼びません。
2番目はたしかに難しい方もいるでしょうけど、大抵の自転車は前後車輪・ハンドル・
ペダルまではずしたらどんな車でも積めます。
そこからなら数分で元に戻せます、やり方がわからなければウチに来てくれたら教えます。
自分の車が汚れるから自分で運びたくないという方に関しては、
正直面倒見切れません、車内が汚れない対策を自分でしてください。
という感じで、ある程度の制限はありますが、参加したい方は連絡ください、できる限りの協力はいたします。
さて、私はマウンテンバイクを販売する立場である以上、山の管理者・団体・行政から明らかにマウンテンバイク含む自転車(二輪車)の進入を禁止する意思が明示されているような山には入って遊ばないようにしています。
ルールを守っている人に迷惑を掛けたり、不快に思われたり、地元の法令に違反してまでするような遊びでは、持続可能なカルチャーにはならないと思うからです。
例えば
コレは、高松市の一般に峰山と一括りに呼ばれている、石清尾山・紫雲山の遊歩道のあちこちに建てられている新しい看板。
あの山の遊歩道に入るなら皆必ずどこかで目にすると思います。
右下の拡大です。
明らかにここでマウンテンバイクはダメだとわかりますよね。
この看板が立ちだしたのは比較的最近です、多分ここ3年位だと思います。
以前は私もこの山で良く乗ってました、でもこれが立ちだしてからは私や、私の知っている地元のMTB乗りはココには入らないようにしています。
残念ですけど、こういうところでは遊んではいけません。
非常に残念なことに、この山でマウンテンバイクで遊んでいるショップがあると聞きます、店主さんだけもまずい事なのに、わざわざお客さんを連れ込んでいるようです。
ご丁寧に #紫雲山 なんてつけてSNSに投稿しているようです。
いい歳して何考えてるんでしょうかね・・・これ店主さんひとりで済む話にならんかもしれないですよ。
私の心配は、こういうのきっかけにいろんなところに同じような看板が立ってしまうのではないかという事です。
2000年前後のマウンテンバイクブームのころ、日本中の山でおこってしまった問題を知らないショップが最近マウンテンバイクに興味をもちはじめているようです。
こういったショップがyoutubeやネット・雑誌のイメージだけでマウンテンバイクの扱いを始めて、またいろんなところで事故や他の山の利用者との軋轢を起こしてしまうのではないかと心配しています。
去年、店に二人組の若い子が来て
「俺らマウンテンバイクやりたいんすよ!山で無茶苦茶したいんです!!」
ってなんの迷いもなく、目をキラキラさせて言い放ったのにはゾッとしました。
誉自転車(私)が、トレイルライドを人を集めてしようと思ったのは、最近のこういったことに対する危機感です。
昔、香川の山だけでなく日本中のトレイルで起こったことを知っているので、手遅れになる前に伝えるべきことをちゃんと伝えていく必要を感じたのです。
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