お客様のSURLY MidnightSpecialにホワイトインダストリーズの
G30クランクを取り付けさせいて頂きました
コチラのお客様の車両になります
G30クランクセットは
ホワイトインダストリーズのシャフト径30㎜のクランクセットに
MR30と言うシリーズがあるのですが、
その中でグラベル/オールロード用のモデルです。
・R30:ロード用
・G30:グラベル/オールロード用
・M30:マウンテンバイク用
というようになっています、多分ですがクランクアームは共通で
セット内容のスピンドルの長さでチェーンラインを変えて何用かを決めているのだと思います。(メーカーに確認したわけではないですけど)
ミッドナイトスペシャルは完成車でSRAM RIVALのクランクセットに40Tのナローワイドチェーンリングが付属しています。
コレは今回外しますけど、スラム製品って買うと大変高価なので大事に持っておいてもいいかもしれません。
BBばずしてネジ山の再タッピングと両サイドのフェースカットをしてから
ホワイトインダストリーズのBB30スレッド用のボトムブラケットをとりつけました、ほとんど切粉も出なかったんでネジ山の精度と成形は最初からよさそうですね。
やらなくていいレベルだったと思います。
取付完了です。
いかにもMADE.IM.USAの武骨さと、美術品ともいえるような気品が
同居した唯一無二のパーツですね。
偶然ミッドナイトスペシャルの完成車付属のチェーンが真っ黒なのですが
コレがまた引き立て役としていい味出します。
ちなみに取りついているチェーンリングもホワイトインダストリーズの
TSRチェーンリングのシルバー40Tです。
MR30シリーズに対する専用品です、というかG30をふくむMR30シリーズには
このTSRチェーンリング以外は取付できません。
ここで、余談ですが
とある有名どころのショップさんが、このホワイトインダストリーズの
チェーンリングの製造法について”凄い”と力説しているのですが…
かいつまんで言うと、
太いピン材を切断機である程度の厚みに切断して
CNC(丸材なのでNC旋盤のことだと思う)切削加工して作っているという事
なのです。
あのー、円形部品をCNCで削り出す場合、ピン材の切断から始めるのって
「普通、ていうか当たり前ですから!」(笑)
逆にどんな方法でやるのが普通だと思ってるのかを聞きたい、
機械加工の現場に14年いた私の言う事の方が間違いないはずです。
コチラが反ドライブ側、ちなみに中心の真鍮カラーのパーツは
別売りの他のアルマイトカラーへ交換できます。
何色があったかな?
今誉自転車にある在庫で
レッド、ピンク、ブルーがありますけど、他にパープルとかもあったと思います。
ただ、ちょっとしたパーツなのですが値段が¥5,000前後位します。
やはりホワイトインダストリーズを入れる場合この辺は覚悟要りますね。
車体の中で存在感を放つパーツっていくつかありますけど、
ヘッドやクランク回りっていいモノに変えると一気に
ただ者でない感がでます。
いい部品って何?って考えた時、いろんな価値観はあるでしょうけど
感性にうったえてくるパーツと言う意味では
ホワイトインダストリーズのパーツはその最高位に近いと思います。
だから私も絶対自分用を手に入れるつもりだし、むしろそのために取り扱いをはじめました(笑)。
ホワイトインダストリーズのパーツを注文する場合納期は、
早くて2~3か月、場合によっては半年程度と思ってください。
(当店に在庫がある商品はすぐにお出しできますよ)
ついでというか最後にもう一つお知らせしておきます。
ホワイトインダストリーズの日本の問屋さんは
株式会社フカヤ 様なのですが、
元祖ナローワイドで有名な
wolftoothcomponents の取扱いを始めたようです。
むかしから独特の視点、センスが面白いMADE.IM.USAブランドです。
コチラもよろしくお願いします。
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CNC加工が凄い! (火曜日, 14 12月 2021 20:44)
某アバ◯バイクスト◯の佐々◯氏のYouTubeでの話しですねw
私は同じ事コメントで入れときましたw
丸いチェーンリングを丸棒から削るの当たり前。四角の板から削る奴いたら頭ドツキますw
材料無駄にすんなって