このブログを書きだした現在の時間は夜12時過ぎ。
こんな時間まで仕事してます。
忙しいです・・・忙しいのに・・・
今月の売上はまだ800円です・・・謎です。
そんな誉自転車からお届けします。
MERIDA JAPANから2021年モデルの先行資料が届きました。
今年は結局展示会無しなんだそうで、
このカタログのみで店に注文を取らせるつもりのようです。
2021年のメリダは結構楽しみなラインナップのはずでした、
ただ、モデル数は大分削ったのかカタログ自体が例年より薄くなってます。
毎年展示会の後に
”見てきたこと紹介ブログ”
を壮大に書いてますが、今年はカタログ内で気になるやつだけ
ササっと行きます。
まずはフルモデルチェンジの第4世代REACTO
もういろんなところで書かれてるので、知ってる人は知ってると思いますが
配線類が完全に内装化されました。
teamモデルのフレームがCF5カーボン使用になり、価格がバカ高くなるんじゃないかと
心配してましたが、フレームセットは2020モデルの先代モデルと同価格になりました。
完成車は5万円アップですが、どちらにしても誉自転車でコレを買ってくれる人って
・・・・・まぁ、多分いませんよね(笑)
Teamカラーが嫌なら一つ下のアルテグラDi2仕様があります。
このモデルまでが上級フレームのCF5です。
このカラーにもフレームセット販売があります。
値段はTeam仕様と変わらず。
普及グレードの方のREACTOも先代までのCF2カーボンから
CF3カーボンへと素材が1グレード上がるようです。
写真を見る限り、こちらも配線完全内装でしょうか?
写真は4000の品番のモデルです、ついてるコンポーネントと値段は
2020モデルの先代REACTO4000discと同じです。
REACTOは、第4世代から完全にディスクブレーキ専用機になります。
因みにですが、マクラーレンカラーは今年のみになる気配です。
というのは、先日ネットで見た情報ですが、マクラーレンは今季限りで自転車から手を引くことにしたという事です。
どうも、本業のスーパーカーの方の業績がよろしくないようで、
チャリンコにうつつ抜かす余裕がなくなってきたらしいです。
続いては定番セミエアロレーサー”スクルトゥーラ”
殆ど変更無しです。
上位モデルのCF4フレームはDi2専用になりました。
変わったとこと言えばそれくらいです。
スクルトゥーラは2020モデルまでだと
ディスクブレーキ仕様のモデルにはモデル名の後にdiscとついてました。
2021からは、普通のモデル名の方ががディスク仕様になります。
逆にリムブレーキ仕様の方が特別というか、しょうがなく残した雰囲気で
モデル名の末尾にRIMとつきます。
時代ですね。
期待の最新エンデュランスロードバイク
”スクルトゥーラ エンデュランス”です。
スクルトゥーラとありますが、完全に別物で
むしろ何一つ引き継いで無いように見えます。
見た目はむしろ、SILEXのスローピング緩くした感じです。
上の写真が最上位機種の”7000-E”です。
ほぼ配線フル内装に近く、新型REACTOと同じシマノの新しいダイレクトハンガー規格も採用しています。
CF3フレームでアルテグラDi2ディスク完全装備で
¥520000(税抜き)って安すぎない!?
色もカッコいいし、結構期待できるモデルですね。
セカンドグレードはアルテグラ仕様で色は赤
エントリーグレードの4000は105仕様で色は・・・
”しるくあんすらさいと?”
よくわからんけど、多分艶消しガンメタっぽいやつ
発売から4シーズン目のグラベルロードバイク”SILEX”は熟成の領域
一部上位モデルでハンガーが変わったりはありますが、大きな変化はありません。
相変わらずいいグラベルロードバイクだと思います。
さてE-MTBですね。
2021年モデルのフラグシップは
この”eONE-SIXTY10K”
最新のシマノE8036J 630Wバッテリーを搭載する唯一のモデルになるようで、
アシスト航続距離が無茶苦茶伸びてます。
その他コンポーネントはシマノXTRに
ドロッパ―シートは無線で動くロックショックスのREVERB AXS
よく見たら今年からフロントにライトが付くの?
レザインのロゴがあるように見えるけど・・・どうなんやろか?
何にしてもこの値段なので手を出せる人はそうはおらんですよね。
2020年モデルではフラグシップだった
この”eONE-SIXTY9000”が内容もカラーもそのままでセカンドグレードになるようです。
eONE-SIXTY9000をそのままフロントフレームまでアルミにして、コンポーネントのレベルを落としてコスパよくしたのが
この”eONE-SIXTY500”です。
2020年モデルでもアルミフレームのeONE-SIXTYはありましたけど
アレとは全く別物です。
上位モデルと同じくダウンチューブ内にバッテリーが内蔵されるタイプに
なってます。装備されるシマノSTEPSモーターもE8080Jと
eONE-SIXTY9000と共通になってます。
ジオメトリもカーボンフレームのとほぼ同じで
ちゃんとMTBやる人からみても
”これなら許せる”と思えるような感じです。
価格も¥499,000(税抜き)
もちろん高価なことに違いはありませんけど、
上位2機種に比べると、かなり現実的ですね。
e-MTBに対する私の正直な所の感想としては、
「どうせ重さはモーターがアシストしてくれるから気にならないんだし、カーボンフレーム要らない」
と思ってます。
つまりこの”eONE-SIXTY500”はかなりオススメという事です!
因みにeMTBを買うならフルサスを買う事を強く勧めます。
最後に2021MERIDAでは、トレイル向けハードテールの
BIG.TRAILがモデルチェンジされて1年ぶりに復活します!
グレードはBIG.TRAIL400のみ(海外だと上位グレードもあるみたい)
このフレームがまた良さそうです!
完成車のホイールは29インチですが、多分27.5+とのコンパチでしょう。
リヤセンターは435㎜と比較的長めなのですが、ヘッドアングルが140㎜フォークの肩下寸法の時で65.5°
保守的な大手ブランドのメリダとしては、ハードテールで66°の壁を破ってくれたことにかなり驚きました、2~3年前にスモールブランドが採用したジオメトリーと
ほぼ同じところにいます。(MTBの世界ではスモールブランドの方が大手より先を行っているのが普通です)
トップチューブ下のトレイルマウント台座も、最近のエンデューロ~オールマウンテン的な遊び方の人には便利かも。
色はグロスブラックとシルクダークパープルの2色展開。
ついてるパーツは豪華なものはないですけど、ドロッパ―シートポストもちゃんとついてるのに価格が¥139,900(税抜き)って・・・
もうこれからMTB始めてみたいって人に勧めるのはコレ択一じゃないでしょうか。
あまりに良さそうなんで、初回オーダーでとることにしちゃいました。
誉自転車でMTBの完成車を客注以外でとるのは初めての事です。
ひょっとしたらこのBIG.TRAIL400には私も乗るかもしれません、
試乗車(私情車)としての導入を検討しています。
約1年フルサスのPPNo.5に乗って思ったのですが、
「やっぱりハードテール欲しい!」
”手軽に乗り出せること”は何事にも代えがたい”性能”だと断言します。
この点においてはハードテールはフルサスを完全に圧倒します。
・気が付けば乗っている
・特別なものではないけど乗る回数が多い
いいバイクとはそういうものです。
今年は簡単な紹介になりましたけど
2021のメリダは他にも紹介してないものがありますし、
カタログも先行物ですけど店内にありますので、気になる方は
見に来てください。
初回オーダーに絡めて注文してくださった方には
”あっても無くてもあんまり変わらん程度の値引き(笑)”
があるかもしれませんよ(それすら断言しないのが誉自転車流)
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