昨年お客様が完成車で購入したミッドナイトスペシャル。
購入直後から少しづつカスタムを進めて、いたのですが
何せこのご時世なので、なかなかパーツが揃わずに
時間が掛かってしまってましたが、ようやく待っていた最後のパーツが揃い
お客様が最初に希望した形にたどり着けました。
上の写真が今回お預かりした時の状態、この時でもクリスキングのヘッドや
シムワークスby日東のステム、ハンドル
ホワイトインダストリーのクランク、チェーンリング等、見る人が見れば
凄い状態なのですが、ココから更に仕上げていくことになりました。
最初の写真をみてのとおり、ホイール関係が完成車のままだったので、
高級パーツでカスタムした部分とチグハグ感が浮き出てました、
この部分を一気に非の打ち所のないとこまで持っていきます。
ハブはクリスキングのR45Dシルバー、リムはVelocityのAleron。
ヤバいっすよね・・・
今回この部分に最後までメスを入れる事が出来なかった原因が
このクリスキングのハブです。
やっぱり供給がいまは安定しません。
クリスキングは納期半年以上と思っていただいて間違いなしです。
組みあがったホイールです。
Made.in.USAのブランドどうし見た目の相性はやっぱり抜群ですね。
実際いろんなショップがこの組み合わせでホイール組んでいるのを見ますので、
人気の組み合わせなんだと思います。
実は今回後輪側を6:4組で組みたかったのですがそれはできないと気づかされました。
というのはAleronのスポークホールには向きが付けられていて
6:4組みでバルブの位置とハブのロゴ位置を上から見た時に一直線にしようとしたら、どうしてもスポークの向きとスポークホールの向きが一致しないのですね。
3年前、自分のホイールでクリスキングのハブとVelocity Aleronで組んだ時、
後輪のドライブサイドのテンションが凄く高くなって、反ドライブサイドのテンション上げに苦労した経験から、6:4組で組みたかったのですが通常の左右2クロスで組むことになりました。
使用に関しては全く問題は無いレベルで組み上げ出来てます。
雰囲気重視でシフターをENEシクロのダウンチューブシフターへ、
ENEシクロのシフターがシマノの11速シフターまでしか対応してないと
記載されていたので(カタログ本当か?)リヤディレーラーを
シマノGRXのRX-812 1×11へ、シフター付きレバーの必要がなくなったブレーキレバーをTRPのRRL-SRへ変更してます。
TRPのRRL-SRの穴あけ加工はカッコいいですね、クロモリロードや
ドロップハンドルシングルスピードの定番カスタムパーツですけど、
誉自転車では、今回初めて取扱いしました。
WEBSHOPの方にもアップしてますので
探している遠方のかたはそちらからも購入できますよ。
あとはクリスキングのR45Dがセンターロック仕様だったので、ディスクローターを
テクトロだったかTRPだったかをシマノのSM-RT64 に変更した感じですね。
まぁ、ローターはいいとして、キングのハブやっぱりカッケェっすね。
あえてインスタにアップしたギラつき強調フィルターの写真アップしてます。
ハイ!完成写真です。
お客様が最初に理想とした形になるまで約10カ月かかりましたけど、
時間をかけたかいもあってお手本のような仕上がりになりました。
お客様にはずっと長く大切に使って欲しいですね。
さてKさん、ミッドナイトは一旦片付いたとして・・・・
次はカラテ猿ですよ。
コッチも長く待っていただくようになりそうな気がします。
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