どこのメーカーも1台も送ってこない2022モデル。
今季から新しく取り扱いを始めたKONAからようやく1台入荷がありました。
ただねぇ、ちょっとくせ者なんですよね。
確かに注文入れましたけど、いきなりコレ送ってきますか(笑)
そうかそうか・・・そう来るか・・・・
2022KONA WO Mサイズの入荷です。
写真でわかりますかね?
FATBIKEなんですよ、26インチのタイヤ幅4.8もう何でも来いって感じですよね。
名前のWOですけど「ウォー」って読むが正解らしいですよ
私、今まで「ダブリューオー」だと思ってました。
KONAもFATBIKEも誉自転車にとっては初物です。
少し慎重に色んなとこをバラシながら組み直していきました。
KONAはMADE.IN.VIETNAM
ベトナムで組まれたバイクの取扱いも初めてです。
※この業界の物作りも中国依存からの脱却を少しづつ進めているのか、最近はベトナムやカンボジアで組まれている物が増えてきているそうです。
TREKストアのメカさんに知り合いがいるのですが、TREKも一部のモデルで
カンボジアなど、これまであまり聞かなかった国での組付けがあるそうです。
そしてその評判ときたら・・・「凄く良い」
ちゃんとしてくれてると聞きます。
そして、この今回のKONA、
ベトナム人のお仕事は・・・
「ぶっちゃけ中国よりはるかに良い、台湾と比較しても全く問題ない」
無茶なトルクで組まれてもいない、梱包材の巻き方も非常に丁寧。
心配していたKONAの個々の部品の精度も十分に合格レベルです。
このタイヤビード落とすの簡単なんやろか?
少し不安があったのでやってみました。
せっかく目の前に珍しいバイクがありますし勉強しとかないとね。
拍子抜けするほど楽にビード落とせました、サーリーやマキシスのセミファット系の方がよっぽど苦労しましたよ。
タイヤの組みつけも全然難しくないんですね、いい事なんですけど拍子抜けしました。
ちなみにこのWOの付いているSunringleのリムとシュワルベのタイヤ
チューブレスレディ対応です。
シーラントどんだけ入れるんが正解なんでしょうね、想像もできんですよ(笑)
あと驚いたのが、このホイール
リムの肉抜き加工のおかげなのか見た目ほど重くないんです。
MADE.IN.VETNAMの組付けで唯一再調整でいじったのがリヤディレーラー。
でもここも点数つけるなら80点。
ハッキリ言ってここはどこもそれと一緒かそれ以下レベル、
つまり普通に悪くないレベルです。
標準装備のRD、カセットスプロケットは
シマノデオーレ11S 11‐51T
12速ではないけど、これで全く問題なしです。
競争するための自転車ではないからね。
ブレーキはHPのSPECではシマノ製だったと思いますけど、
TEKTROの油圧が付いてきています。
シマノの油圧なら何でもいいモノだと思われがちですけど
ぶっちゃけMT200 とかが付いてくるくらいなら
コッチの方がいいと思います。
去年7月以降こういった形でTEKTROの油圧に置き換わっている完成車増えてます。
なので、ウチもTEKTRO油圧システム用のオリーヴ&インサートを用意するようにしました。
ローターだけはシマノのローター(RT30)がちゃんとついてきました
熊さん「ウォー!」なマーク
シートステイには左右2か所づつしっかりしたダボ穴が溶接で取り付けられてます。
シートポストは標準ではKONAのロゴ入りのアルミのポストが付いてます。
フレーム的にはステルスドロッパ―シートポスト用の穴がシートチューブにありますので取り付け可能です。
季節はもう春になってしまいましたけど、こんなファットバイクで雪道走ってみたいですね、砂浜なんてのもいいかも。
当然砂利道や山のトレイル等の普通のマウンテンバイク的な遊びもアリですよ。
さて、このバイクの価格ですけど
¥188,100(税込)になります。
オフロードガチ勢ブランド”KONA”が送り出す”本物のファットバイク”です。
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