FORMOSAのMTBアルミクランクとSRAMダイレクトマウント規格採用のナローワイドチェーンリングが再入荷してます。
MTBクランクと言われていますけど、実際には何にでも使える万能クランク。
実際MTBだけでなく、グラベル、ロード、BMXレーシング、FATBIKEやコミューターとスピンドルの長さやチェーンリングの歯数を変えることで、
何にでも適応するようになっています。
ブラック、シルバー、長さ、付属するスピンドルの長さ(使用するフレームのBBシェル幅に合わせるという意味)と目的に合わせて細かく指定して注文ができるのもいいですね。
今回誉自転車には
ブラック 170mm、165mm、160mmが各1セット
シルバー 170mmが1セット
合計4セット入荷してます。
付属のスピンドルは全部68/73mmのBBシェル幅用です。
大体の人はコレでいいでしょう、因みに直径はΦ30mmなので
それに対応したBBを用意してください。
当然FORMOSAからもスレッドタイプ、プレスフィットタイプ両方あります。
NWDMリングは主にグラベルやCX、オールロード用の38Tが2枚、
シマノ12速用”NWDM12S”の30Tが1枚入荷です。
この12s、本当のところは自分用にYURISさんに卸していただいたのですが、プロのくせに恥ずかしながら互換の落とし穴に気が付かず、目的にために使用できなかった為、商品とすることになりました。
お客様が間違わないためにも後で説明します。
ウチのデモ車”SURLYカラテモンキー”に取り付ける予定で以前に注文していた分も入荷しましたので早速取り付けました。
完成車をトレイル仕様にカスタムしていったのですが、ストックでついているクランクがシマノのデオーレで長さが175mmのやつ。
トレイルでは邪魔以外のなんでもなく、地面にヒットするわ、漕ぐにしても長すぎて回転径大きすぎるせいで息が上がる、コーナーで倒しこみも重い。
断言します、トレイル用MTBのクランクは短い方がいいです。
身長÷10なんていう化石時代の基準はいりません、短くしてください。
今回取り替えるのは160mmです。
元のシマノの175mmクランクと比べるとだいぶ短いのが分かります。
この機会にめんどくさがってサボっていたBBシェルの再タッピングと
両サイドのフェースカットもやります。
シェルの中、水が溜まってますけど直前に1年ぶりくらいの洗車したためです。
工具の向こうになって見えませんけどFORMOSA BSA BBの取り付け中です。
この樹脂のツールがBBに付属しています。
ただでさえ安い価格なのにありがたいですよね。
しかも、使い勝手がよく上の写真みたいに10mmのヘックスレンチでも
プロショップか使うようなBBツールでもどちらでも組み合わせて締めこめます。
10mmヘックスの方が一般的かな?
ちょっと気になったんで重さの差を測ってみました
FORMOSAの方が、クランク、左右スピンドル、チェーンリングの重量で
112gも軽いです。
取りつく場所的にも、ホイールとかのライダーから離れたパーツ程は効果を感じにくいかもしれませんけど単純にうれしいですね。
さてこの後、普通にバイクに組み付けたのですが、
問題に気が付きました。
このカラテモンキーの完成車はドライブトレインの内、シフター、リヤディレーラー、はシマノの現行12速用の物が付いているのです。
ですが、全部現行12速にするとコストが上がってしまうためでしょうけど、
カセットスプロケットはトップ11T~ロー50TのSUNRACEの廉価版12速カセットスプロケットがついているのです。
そしてチェーンもそれに合わせてKMC製のスラムのカセットスプロケットでのみ12速まで使えるチェーンがついているようなのです。
私が用意したのはシマノ12速用”NWDM12S”
そこに気が付かす取り付けてチェーンをかけてみたらなんか不自然・・・
実際不具合を目にするまで気が付かないとはお恥ずかしい限りです。
こちらがシマノ10~11速、スラム10~12速に対応する
シマノの12速チェーンに対応させた
の刃先の形状の違いです。
全然違うのが分かりますね、あんまり詳しい事は知りませんが
お使いのバイクのチェーンがシマノの12速用チェーン
・CN-M9100
・CN-M8100
・CN-M7100
・CN-M6100
の場合のみNWDM12Sを選んでください。
私は、幸い店でNWDMの30Tを在庫していたので
そちらと交換しました。
無事取りつきました、艶のあるブラックでひきしまった感のある
クランク周りになりました。ペダルがえらく古いのは見なかったことにしてください。
実際使ってみての感想ですが、アームの方のデザインがすこしシュッとしているので剛性感を少し心配していたのですが、
全く問題なさそうですね、私レベルの話なのでプロの競技レベルの人なら違う答えが返ってくる可能性は否定できませんが、
バニーホップ、簡単なホッピング、あえて雑で乱暴なダンシング漕ぎをしても
シッカリした感じが伝わります。
スピンドル径のupも効果がありそうです。
回転直径が30㎜小さくなったのも、正解です。
太ももが上がり過ぎないのは漕いでいて楽ですし、
クランク下死点の最低地上高さが15mmも高くなれば
地面とヒットする回数も確実に違ってくるでしょう。
ペダルの最低高が上がるという事は、サドルも15mmあげて大丈夫と言えますね。
誉自転車のある香川県では夏場はMTBオフシーズンで、私も周りのお客さんも
MTBで山に行ってないのですけど
速く実際に山のトレイルで使ってみたくなりました。
さて、こんな使い勝手の良い万能クランク
FORMOSA MTBアルミクランクですが
現在以前より少しだけ値上がりして
¥11,500(税込)になっています。
まだまだ、十分安いですね。
MTBに限らず、バラ完で自転車を組みたい方や、完成車のクランクに不満があり
カスタムしたい方には検討してみてもいいんじゃないかと思います。
WEBSHOPの方にもアップしてますので、
遠方の方はそちらからもご注文頂けます。
(但し、素人の方の取り付けに関して発生した不具合は責任を負いかねることもあります)
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