油ものや独自の機構がが多いのがマウンテンバイク、
定期的にメンテナンスした方がいい箇所も他ジャンルより多くなります。
3年前?に誉自転車で販売したTRANSITION BIKESのSPUR
オーナーさんはメンテナンス意識の高い方
良いもの買う人はそんな人多いですね。
去年の春に大掛かりなオーバーホールで前後サスの中からフレームの全部のピボット、ベアリングをチェックしているので
今年は軽めのメンテナンスで済ませることになりました。
定期的なメンテナンスのいいとこは以前のメンテナンスやカスタムの効果を経過確認できる事。
1年前に入れたFINISH LINEのファイバーリンクチューブレスシーラント
未だに液状でだいぶ残ってました。
FINISHLINEのシーラントと言えば初代が今一つ評判が悪かったのですが、
天然ラテックス成分&Kevlarに切り替えたこの現行品は凄く良いですね。
私自身も今はこのシーラントを使っています。
リヤのみに入れていたタイヤインサートはいたるところでサイドに圧迫して裂かれた跡がありました。
ライダーの気づかないところでだいぶ縁の下の力持ちになっていたんでしょう、無ければ何回かタイヤが終わっていたかも?
効果の確認ができたのはいい事かもしてませんけど、乗り方を見直すきっかけにもなりますね。※一番いいのは抜重の技術をしっかり身につける事です
タイヤが前後共だいぶブロックが摩耗していたので交換することになりました。
トレイルライドレベルの走りでは、とにかく減らないといわれてる最近のマウンテンバイクのタイヤブロックをここまですり減らすまでにはだいぶ乗り込んだはずです。
他のお客さんにも、せっかくマウンテンバイク買ったからにはこの人と同じくらい乗り込んで欲しいのですが・・・・なかなかそんな人いないのが現実です。
Fサスはボトムレッグ内部とエア室側のオイル・グリスの交換、継ぎ足しのみ。
フォームリング、ダストワイパーも摺動部分の掃除と新しいオイル&グリスを塗りこむのみの一番簡単なメンテナンスにとどめました。
サスペンションですが、一年やそこらでは普通に使ってる分にはそんなにおかしくなりません。
でも、体感できる異常はなくても定期的に開けてみると、本格的な異常に発展してしまう前に予防できると思います。
チェーンも掃除してほしいという事でしたので、一応洗い油につけてジャブジャブしましたが、溶け出した汚れはこの程度。
正直マウンテンバイクのチェーンでこれは汚れているうちに入りません。
普段からきれいにしてるのが分かります。
今回のメンテナンスでお客様にお支払い頂いたのは
ハッキリした数字忘れましたが、¥13,000~¥14,000くらいだったかな?
と思います。
タイヤ等も持ち込みで交換するパーツがなかった為、時間工賃+油脂ケミカル類のみのお値段になりました。
マウンテンバイクのお客様にはこれくらいのメンテナンスを年1回くらいするのをお勧めします。
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