去年の秋ごろ誉自転車で組んだホイールがメンテナンスに持ち込まれました。
Made in USAの高級パーツブランドWhite IndustriesのT11ハブを使用した
なかなか気合の入ったリムブレーキ用のロードホイール。
1年ぶり?にお会いしたお客様としたお話では、かなり気に入ってもらえてるようでした。
ホワイトインダストリーズのハブは足の回転を止めた時のフリーでのスピードが落ちないのが凄いです。
お客様もそれを感じているようで、ロングライドですごく楽に走れるとおっしゃっていました。
さてそのホワイトインダストリーズのハブですが、メンテナンス性も最高なのです。
前後共に実は2mm?2.5mm?忘れましたが
細い6角レンチ一本あれば後はほぼ工具無しでバラしたり、組みなおしたりできます。
ベアリングの押し出しや打ち直しに関しては話が違ってきますが、今回のようなベーシックなメンテナンスで言えば特殊な工具は一切必要なしです。
ベアリングはエンデューロのABEC5が採用されています。
最高級グレードのベアリングです。
以前はABEC3が採用されていると聞いてましたが、知らない間にアップグレードされてるみたい。
グリスほとんど抜けてなかったし、汚れてもいなかった。
シール性もよろしいようです。
一応ダメ押しとばかりにクリスキングのグリスを更に足しておきました。
後輪のハブとフリーボディの中のベアリングも同様に確認します。
全部良好ですね。
1年やそこらではびくともしません。
ホワイトインダストリーズのハブユーザーの皆さんが口をそろえて優秀と言ってくれるラチェット機構。
うーん・・・極めて普通なんだよなぁ・・・
バネの硬さが絶妙なのか?何があの違いを生むのだろうか?
グリスは最初から少な目だったけどその辺も影響あるんだろうか?
とりあえず多少の汚れがあったので、掃除だけして元の量に近いレベルで
グリス塗っておきました。
見た目だけでなく、すべてが高級感のあるホワイトインダストリーズのパーツ。
ハブだけでなくヘッドセットやBB、クランクなど少々お値段が張りますが、全部所有欲を満たしてくれる素晴らしいパーツです。
※実はSURLY等クロモリバイクのカスタムで人気のP〇ULのハブはホワイトインダストリーズが製造してたりもします。
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