· 

BREEZERテストライドツアー無事終了しました。

2/24日に開催したBREEZERテストライドツアーの様子をお伝えします。

誉自転車のイベントと言えば、当日悪天候に見舞われるジンクスがあり、すごく心配してましたけど、今回はどなたか晴れ男がいらしたようで、久しぶりに無事開催出来ました。

しかも2月としては驚くほど暖かく感覚的には3月半ば位の絶好のサイクリング日和になりました。

当日朝一番乗りはFさん。

 

今回のイベント、少しダートを味わってもらう程度で、基本的にはサイクリングとちゃんと説明したにも関わらず、Fさんの指定した試乗車はMTB”ライト二ング”。

さっそく自分仕様にボトルゲージやSPDペダルを取り付け調整しました。

ですが、この強すぎるMTB愛がこの日Fさんを苦しめる事になります。

いつもウチのイベントに参加してくれる近所のO君も到着、彼はこの日

ドップラーに乗ってもらいました。

アキボウさんが送ってくれた試乗車のドップラーは52サイズと大きく

今回集まったの中では、彼だけが適応身長範囲でした。

写真を撮り忘れていましたが、この後、試乗車”ラダー”に乗るDさんと、前日の夕方

急遽参加して頂ける事になったTさんも到着し、

大体予定どうりの9時出発となりました。

 

誉自転車から一行は南へ走ります。

先頭は私が、最後尾はTさんが走ってくれました。

途中Tさんが先行して写真を撮ってくれた所です。

えー・・・と、1名いませんね(笑)

一人だけMTB(しかも本物のトレイル仕様)のFさん。

グラベルツアラーの前3台についていけません。(無理に説得してでも別の車両、できれば”インバージョン”あたりを勧めるべきでした)

 

この後、走行ペースを彼に合わせる事になります。

多少のペースダウンはありましたが、それなりに順調に進みます。

ここはスタートから5キロ位ですが、だいぶ気温も上がって最高に気持ちよかったです。

先頭をはしるO君ですが、ドップラーの走りの軽さに驚いていました。

 

 

Tさん写真が小さくしか写っている物がなくスミマセン。

終始後ろからみんなを支えてくれました。

 

走行しているうちにダートの入り口の駐車場に到着です。

ここまでが15キロ程度。

少しだけ山を登った所になりますので、ちょっと休憩がてら写真撮影と

試乗車のオンロードでの感想を聞きました。

 

O君(ドップラー)「持ったら重かったのに走り出したら全く気にならない、エアボリュームのおかげでクッションがいいのによく進む、不思議な感じ。

ついているコンポーネントのシマノtiagraもバイクの用途を考えればベスト。」

余裕のDさん(ラダー)「タイヤの太さや、ブロックは気にならない、速くはないけど体力的には楽、油圧のディスクブレーキも良く効く」

 

苦しそうなFさん(ライト二ング)「舗装路の平坦な道や登り返しでグラベルロードには付いていけない」(バイクの用途が違うから当たり前です)

ダート体験区間はまずは山頂付近の目的地点まで登ります。

路面の安定した所はのって、そうでないとこは降りて押し上げ、

人それぞれですけど、ロードレーサーな人が言う所の”練習”のような楽しみ方とは

[真逆]、無理の無いように楽しむスタイルです。

1本橋や沢渡りがいかにもアドベンチャ-ライドらしくていい絵になります。

遠くに瀬戸大橋が見えるビューポイント

写真を撮ったり、水分補給したりします。

 

目的地点まで無事到着しました。

ココにはきれいなあずま屋があります。

みんなで休憩しながらエネルギー補給です。

今回は誰も持ってきてないですけど、アドベンチャ-系ライドの上級者ならクッカーとか持ってきてコーヒー入れたりするのが定番の遊び方ですね。

気さくに話しかけてくれた78歳の元気なハイカーさん。

毎日ここを登っていらっしゃるそうです。

偶然写真がみんなが他の方へ向いてますけど普通に楽しくお話してますよ!

防止につけたバッチの説明を聞いても無いのに(笑)してくれました。

富士山登頂記念なのだそうです。

これまでに3回登っていて、今年は平成最後の富士登山と新年号元年富士登山の2本を予定してるらしいです!おじさん元気すぎますよ!

 

ここで少しだけ注意事項

全てのハイカーがこのおじさんのように、我々自転車で山を楽しむ人間に好意的ではありません、嫌悪感を持つ人も必ずいます。

現状県内に我々専用の公のフィールドは無く、普段私もこの場所を利用する時は、ハイカーの少ない平日早朝や、夕暮れ時に利用しています。

ハイカーに対しては、向こうから気さくに話しかけてくる事でもない限り、あいさつ程度ですまし、ある程度の距離感を保つようにこころがけています。

ハイカーとの距離感を無理を縮める必要はありません、理解し合えないのは違う人間なので当たり前です、ですが衝突を避ける事はできます。

向こうから話しかけてきて

・何処から来た?

・あんた誰?

・他はどんな山に行く

等を聞いてくるハイカー(年配の男性が多い)とは深い話はしないで、適当にはぐらかして立ち去ってください。

 

完璧な方法とは言い難いですが、私が山でMTB等を20年程やってきて出した答えです。

 

 

話がそれましたが、この場所にはもう一つ楽しみがあります。

この場所のヤマガラはすごく人懐っこく掌に餌を置くと手に乗ってくれます。

まずは私がお手本。

Oくんも成功!

いい動画がとれました。

Dさんも!

左手の腰ビシッ!!がいい感じ。

この後Tさんも成功。

Fさんは・・・・そもそもやってなかったかな?

下りを楽しむところを撮影

まずはOくん

ドップラーの装備する650Bのロードプラスタイヤは大きなエアボリュームでダートの小さな凹凸程度なら吸収してくれます。

(当然MTB程ではないですよ)

ラダーに乗るDさん。

ドップラーよりさらにアップライトなポジションとセミブロックの700X45Cタイヤのおかげで

フラットダートのくだりは本当に楽しそうです!

写真をよく見ると下ハンもってたんですね!それでも乗車姿勢は不自然ではないです。

ハンドル位置高すぎましたか?

DさんはSURLYのクロスチェックを普段乗っていて、用途によってロードタイヤとMTBタイヤとをはき替えて使用しているのだとか、カタイ事をいわずに1本のフレームで遊びたおす、手本にしたいスタイルですね。

ライト二ングに乗るFさん

この山を降り切るまでの短い間がこの日Fさんが活き活きした唯一の時間でした(笑)。

O君の乗るドップラー・プロにはTRPのメカニカル/ハイドロリック・ディスクブレーキが付いていたのですが、コレがまたよく効くし、レバーを引いたフィーリングがいい!

私正直いままでコレをバカにしてたんですよ!

目からうろこでした。

完全に”お客様にオススメするリスト”に入りました。

最終目的地の三嶋製麺所までの間にある

撮影スポット”トトロ”

近くで見ると傷みが激しいです、修復してあげてください。

目が新しくなってましたが、口が無くなってます。

Tさんが言うには台風の後来たら無かったらしい。

おきまりの記念撮影

その後は三嶋製麺所に向かって土器川沿いを南下し満濃町方面へ、

この道は極端な登りも無くうっすら登り区間が続くサイクリング初心者にいい道です。

BREEZER テストライドツアーなのに主催の私がBREEZER乗ってないのがいただけませんね・・・。私もBREEZERに乗り換えるつもりで準備していますがいかんせん資金が追いつきません。

私が今乗ってる2018メリダ・サイレックス6000中古で誰か欲しい人いませんか?

16万円でどうすか?

フルカーボンの最新アドベンチャ-系グラベルロードバイクです。

純粋なバイクの性能ならクロモリのBREEZERより上です。(ただし人にもよりますが、カーボンフレームはエモくないです、私はいま性能よりエモいのが欲しい)

この写真はTさんが撮ってくれました。

Tさんはこの後、昼から用事があるようでここでわかれました。

目的地の三嶋製麺所到着です。

香川県のサイクリングの定番店ですよね。

お昼時ですのでもう少し混んでるかと思いましたが、この日は全くでした。因みに皆さん

外で食べてますがまだお金払ってないです。

食い逃げを警戒する雰囲気が全くないのがこの手のいかにも香川県な製麺所の特徴(笑)

しかしいつ来ても思うのが安すぎ!私うどん大に卵つけて270円

Dさんなんかはうどん大に卵2つ入れというセレブ技を披露!

それでもたぶん300円位だったのでは?

THE!香川県のサイクリングな1枚

うどんの後、さてこの後どうするという話になりましてが、

O君以外のオッサンズはもう充分走ったという話になり、この後の山ステージは華麗にキャンセルするという事になりました。

頑張って山のコースも探してたんですが。

大人の自転車遊びは無理をしない程度がベストです。

もう登りは嫌という事なので、少し大周りですが一番平坦な道で帰る事になりました。

 

帰りはホントに平坦な道を真っすぐ誉自転車まで帰ったんで大した写真はありません。

朝9時出発の3時ゴールとなった誉自転車のBREEZERテストライドツアーなのでした。

みなさんどうでしょう少々の悪路なら走れるアドベンチャー系グラベルツアラーの楽しさ伝わったでしょうか?

ロードレーサーとはちがう楽しみ方に興味がわいた方はぜひ誉自転車にご来店ください。

 

また、ツアー参加してくださった方以外でも、今回の試乗車貸出期間中にたくさんの方にBREEZER BIKESに試乗して頂けた事をうれしく思っています。

ツアー参加してくださった方や試乗された方、協力してくださったメーカーの方、みなさんに

”ありがとうございました”

という事で締めたいと思います。