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Chris King Open House 2021 から見たこれからの展望

誉自転車の邪な教えに毒されたMADE.IN.USA信者の皆様こんにちは

11月4日にYOUTUBEに公開された

Chris King Open House 2021 はご覧になられたでしょうか?

私はもちろん見ましたが、英語わからんので途中の日本人のおねぇちゃんがしゃべってるとこ以外は何となくの雰囲気しかわかりませんでした(笑)

だからこの下で語っているクリスキングの来年の展開の説明は、問屋さんのCWDが丁寧に解説したメールを送ってくれてるんで、そのまま内容をパクってお伝えします。

 

クリスキングでは毎年この時期にOPEN HOUSEと言う動画をアップして、来年の展望を世界に向けて発信しているらしいのですが、今年の一番の驚きは何といっても

クリスキングブランドとしてのカーボンリムを使用した完組ホイールの発売ですね。

これまでもENVE等のリムに自社のハブを組み合わせた完組を作って販売したりしてましたが、来年からはユタ州ガニソンに拠点を置くCSS社とタッグを組み、次世代のハイエンドカーボン素材である FusionFiberトレードマーク️ を用いてオリジナルのリムによるホイールセットの展開を始めることになったようです。

 

ふゅ~じょんふぁいばぁ~?

なにそれ?どう新しいの?

という事でCWDさんの説明をこれまたコピペすると

 

FusionFiberトレードマーク️とは?

FusionFiberトレードマーク️は、従来のレジンによる接着ではなく、ナイロン製の接着剤を用いて織りなすカーボン素材であり、より頑丈に、そして衝撃に対する耐久性も向上し、振動減衰性も向上するという特徴を持ちます。

また、この接着方法によりリムの硬化プロセスにおいて大幅な時間短縮を実現し、リムとしての性能を左右するための調整もしやすく、何より製造にかかるコストやエネルギーを抑えることはシンプルに環境にも優しく、またこの素材は万が一リムが壊れてしまっても別の形でリサイクルすることができ、性能と持続性の両面を持ち合わせた新素材と言えます。

 

ほぇ~~

むっちゃ簡単に言うと

性能が今までの製法のカーボンよりいいのに安く早く造れて、しかも環境にもやさしくリサイクルできるからサスティナブルってわけね!

(製造過程でどうしても発生する規格外れは別のものつくりに利用するらしい)

確かにCWDから頂いている2022のクリスキングプライスリストを見ても

これまでのENVE等のカーボンリムを使った完組より安いのよね。

 

気になる商品展開としては3種類

R45Dハブを使用した

オールロード~グラベルロードバイク用の

GRD 23 700C ¥352,000(税込)

マウンテンバイク用に27.5インチと29インチホイールの2種類

MTN30 27.5  ¥341,000(税込)

MTN30 29 ¥341,000(税込)

(MTB用には本国のサイトでマレットでの販売もあるようなのですが日本では無し?みたいです)

 

個人的にはMTN30 29がかなり欲しい、カッコ良すぎるわ~

 

紹介したクリスキングの完組ホイールですが

11月8日からすでに予約を受け付けています・・・・けど

まぁ、なかなか手が出せるお値段でないですね、

でもいつかは・・・そんな気持ちの方がいてくれたら嬉しいです。

 

 

OPEN HOUSEで他にはBROOKSとのコラボでしょうか?

カンビウムオールウェザーのリベットにクリスキングのターコイズカラーのアルマイトをかけたのが紹介されてましたけど、アレは日本で販売するんでしょうか?

 

さて、OPEN HOUSEといえば、毎年次の年のリミテッドカラーを発表するのですが

CWDからもらった情報では、来年はリミテッドカラーや新色は出さないことになっているようです。

ムービー中のスレート/ターコイズの組み合わせはOPENHOUSEムービーの為に特別に用意した物という事でした。

その代わりに、去年のOPENHOUSEで発表されたブラック/ゴールドの組み合わせを

2022年も継続して販売するそうです。

(※確かにウチがオーダーしてる分も未だ全部入荷してないしね)

 

そして、ここからは少し残念なお知らせもお伝えしておきます。

一般に見せても問題なさそうな内容ですので

コレもCWDからのメールの内容をコピぺします。

 

以下コピー&ペースト

 

昨今の世界情勢の影響で、クリスキング社の生産能力は依然として厳しい状況にあります。年間の総生産量には限界があるため、私たちディストリビューターへの配分される製品の供給量も決まっています。

2022年の納期について

2022年のクリスキング製品は、年4回に分けて納品される予定です。

バックオーダーを頂いた順に、納期が 2022年 2月・5月・8月・12月となりますので、受注後、メールにて納期予定のご案内をいたします。

ヘッドセット、BB、ハブは予定供給量に達し次第、期間内であっても2022年納品分の受注を終了とさせていただきます。特にハブの供給量が僅かなため、ブラック以外のカラーについては、CKカスタムホイールセットとしての受注に限定させていただきます。

2022年プライスリスト

また、誠に勝手ながら本日 2021年11月5日以降のバックオーダー分より、2022年価格の適応とさせていただきます。

すでにバックオーダー頂いている分は、価格改定前の価格で納品いたします。

以上がCWDからの連絡でした。

 

更に付け加えると、11月20日以降

誉自転車でも在庫中のクリスキング製品の価格を2022年のプライスリスト記載価格

に改定いたします、原材料や人件費、輸送コストの高騰に加え、為替の影響もあり大幅な値上げとなります。何卒ご理解の程よろしくお願い申し上げます。